60歳になる前に退職した時に必要な手続き④(確定拠出年金の制度移換手続き)
60歳前に会社を退職すると、会社でやっていた確定拠出年金は資格を喪失することになります。
退職月の翌月1日に資格を喪失します。お知らせの葉書は資格喪失から1カ月後くらいに郵送されてきます(遅いですね~)。資格喪失から6カ月以内に以下のどれかを選択して手続きをする必要があります。
基本的に60歳前にもらうことはできませんし、再就職したわけでもないので、選択肢は1.しかありません。
個人型確定拠出年金、いわゆるiDeCo(イデコ)ですね。私の場合、投資に関する知識もなく、運営管理手数料がかからないところを選ぶことにしました。いくつか証券会社は運営管理手数料がかからないようですが、身近なイオン銀行が扱っているものも運営管理手数料が無料とのことで、これを選択しました。
実際にはイオン銀行がやっているわけではなく、みずほ銀行が運営管理をするものでした。申請書類はWeb上で作成することができます。これを印刷して郵送します。
提出する書類は、以下のものです。
- 確認書
- 個人情報の取り扱いに関する同意書
- 個人別管理資産移換依頼書
- 移換時配分指定書(個人型)
1.は、「内容を確認しました」というものに署名するものです。
2.は、お決まりの個人情報取り扱いに関して、「同意しました」と署名するもの。
3.は、移換を依頼する申込書、4.は、移換時に各商品に対する配分を指示するものです。
印刷した中に、返信用封筒の作成方法というものがあり、これを切り取って封筒に宛名として貼り付けると、送料がかからない仕組みとなっています。
書類一式を郵送して待つこと1カ月半… やっと案内が郵送で届きました。確定拠出年金の口座が開設できたことを知らせる封筒と、コールセンター/インターネットパスワードが書かれた葉書が届きます。
後は、Webからみずほ銀行のサイトにアクセスして、各種設定をすれば終了です。
書類を郵送してから返事が届くまで2カ月近くもかかるので、「ちゃんと郵便が届いただろうか?」とか「間違いなく処理されているのだろうか?」とか、心配になってしまいます… こんなことならイオン銀行の窓口で書類を出したほうがよかったかもしれません。
また手続きを進めて分かったことですが、国民年金の支払い免除をしていると、積み立てはできないようです(゚Д゚;) もっと早く知っていたら、免除申請を辞めたかも…