住宅ローンを一括返済する

退職金を使って、住宅ローンを一括返済しました(^^)/

その時の手続き手順について、メモっておきます。

  1. ローンを組んでいる銀行等に一括返済の手続きをする
  2. 引落口座に返済金を入れておく
  3. 法務局で抵当権抹消登記をおこなう

 

1.ローンを組んでいる銀行等に一括返済の手続きをする

私の場合は三菱UFJ銀行でした。インターネットバンキングができるようにしてありましたので、オンラインで手続きをすることができました。ログインした後、

住宅ローン → 期限前完済する

で説明ページにたどりつきます。気を付けることは、以下の3点です。

  • 手続きができるのは「完済予定日の10平日窓口営業日前の24:00まで」
  • 「完済予定日」は毎月の引落日になってしまう?
  • 手数料が、インターネット/テレビ窓口/店頭で異なる

完済予定日は自由に設定できるのかと思っていたら、手続きを進めていって完済予定日を入力する時になって、毎月の引落日しか選べないことになっていました… そこから遡って10平日窓口営業日前に手続きをしなければならないことになります。私はこれで完済予定日が次の月になってしまい、1か月分の利子を払う羽目になりました…

事前に引き落とし口座に入金すべき金額が表示されますので、期日までに振り込んでおくようにします。なお、手数料はインターネットからの手続きが一番安かった(それでも16200円取られます…)です。

保証料が戻ってくる場合もあるようですが、私の場合は、戻し保証料が事務手数料より少なかったので、戻し金はありませんでした。ただし事務手数料の不足分を支払う必要もないとのことです。

 

2.引落口座に返済金を入れておく

引落口座に完済金額を入金しておきます。ATMではできない金額だったので、最寄りの銀行から振り込みをおこないました。カードと通帳があればできると思っていたのですが、届出印が必要とのこと…( ゚Д゚) いったん家に帰って取ってくる羽目となりました… 普段やったことがなかったので知らなかったです…失敗失敗…

 

3.法務局で抵当権抹消登記をおこなう

一括返済の引落が完了してしばらくすると、銀行から書類が届きます。ローンを組む際に住宅や土地を抵当権設定したと思いますが、ローンを完済したので抵当権設定を抹消する必要があります。これは銀行はやってくれず(お金を返してもらえれば銀行としては十分なので、後は何もしてくれない)、自分でしなればなりません。行政書士に頼んでもいいのですが、自分でもできるようなのでやってみました。

送られてきたものは、以下でした。

  • 抵当権設定契約証書(兼解除証明)
  • 委任状
  • 印鑑証明書(写)

抵当権抹消登記の申請書例はインターネットにもありましたが、住んでいる地域を管轄する法務局のホームページに書類のひな形がありましたので、こちらを使います(このほうが安心ですし、地域特有の書き方をする箇所もありそうです)。記入例もありましたので、それを見ながら書くのですが、備考が多すぎで分かりにくかったです。

自分で作成するのは、抵当権抹消登記申請書です。私の場合は権利者が2名だったので、「権利者」の欄は2名分を書きます。「申請人兼義務者代理人」の欄は、申請手続きをする私だけを書いて、右端に押印します。「登録免許税」の欄は、土地と家屋の2件なので、1,000円✖2=2,000円 を記入します。これに空白の紙を一枚付けて閉じます。閉じ方は左端をホチキス止めでおこない、割印をします。割印は「申請人兼義務者代理人」の欄に押印したものと同じものを使います。

抵当権設定契証書は返却してほしかったので、コピーを他の提出書類と合わせて閉じました(左上端一か所をホチキス止め)。コピーには「この写しは原本と相違ありません 氏名○○○○」と記入して、氏名の横に認め印を押しておきます。

また委任状には未記入の項目がありますので、そこは自分で記入します(手続きをする私のみを記入)。

法務局へ行きます。地域の法務局に初めて行きました(^_^;)

まず、収入印紙2,000円分を購入します。これを抵当権抹消登記申請書に閉じた空白の紙に貼り付けます。書類一式を窓口に提出します。窓口では書類の中身をチェックしてもらえませんので、法律相談等で事前に書類を確認してもらっておくのがよさそうです。たまたま空きがあったので、ご丁寧に法律相談で事前確認してもらえました。2,3か所追記(提出日を書き忘れていたりもしました…)した後、窓口に提出しました。

後は、登記完了予定日(1週間後)以降に完了書類を取りに行きます。

 

運動不足解消も兼ねて、完了書類の受け取りには自転車で行っていきました(^^)/

それにしても、法務関連手続きは結構手間がかかりますね~ 暇じゃない方は、確かに行政書士に頼むだけの意味もあるかも…